オーガニックな感覚

文芸塔 陽と鴉 じりじりと焼く罪の嵩

文芸塔の冠吟塔映集に載る。有り難いものです。

冠吟塔映集掲載句

陽と鴉　じりじりと焼く罪の嵩　直樹

炎昼の電線に止まって、じっと空を仰いでいる鴉をよく見かける。こんな光景を私も何度か句にしたが、この句の比喩には脱帽した。日本流にいえば荒行の修験者か。黒い衣服をまとった求道者にも見える鴉。

冠句神戸港No.372で「天」を頂く 賀状書く 家族ひとつの笑顔乗せ

冠句神戸港N372で「天」を二つ頂きました。

有り難いものです。

双樹抄「賀状書く」

磯本洋一選

賀状書く　詩の翼に心乗せ　直樹

国貞成子選

賀状書く　家族ひとつの笑顔乗せ　直樹

清風１月号で「天」を頂く 除夜深々 飛躍の文字を光らせて

清風１月号で「天」を頂きました。

大変ありがたいことです。

東雲庵一晴宗匠選　

除夜深々　飛躍の文字を光らせて　寧樹

追章　除夜深々　平和日本の初日の出

安富冠句会で天を頂く 花燃ゆ 青き詩魂の夢果てず

安富冠句会１月例会にて「天」を頂く。

有り難いものです、

藤中雄飛宗匠選

花燃ゆ　青き詩魂の夢果てず　　寧樹

追吟　夢果てず　老境なるも輝いて

みちづれ誌にて天を頂く 憎めない 動かぬ山にある未練

みちづれ　平成２７年２月号にて天を頂きました。

みちづれ誌は昨年投句させて頂きましてより初めての「天」です。

本当にありがたいものです。

志織園千草宗匠選

憎めない　動かぬ山にある未練　　寧樹

追章　憎めない　芽生え初めた反抗期

☆　今年より国風冠句は雅号として「寧樹」を使用致します。

　　なお、正風冠句は今まで通り「直樹」を使用致します。

冠句KYOTOにて天を頂く 夜の宴 冬の銀河に明日を見し

冠句KYOTO　平成２７年１月句会で「天」を頂く

新年初めての「天」です。ありがたいことです。

稲上茜彌選

夜の宴　冬の銀河に明日を見し　直樹

漕ぎ出でぬ 晩学の道たおやかに

漕ぎ出でぬ　晩学の道たおやかに　直樹
平成２７年１月吉日　ブログの船が詩の船が１年有余の休息をへて再び船出致します。

宜しくお願い致します。

豊吟社にて天を頂く 老いの幸 詩嚢を揺らす風とあり

豊吟社　平成２６年１月の冠句輯にて「天」を頂く

新年初めての「天」です。有難いことです。

幸積庵智海宗匠選

老いの幸　詩嚢を揺らす風とあり　直樹
追吟
老いの章　我慢の二文字世に太とく

姫路冠句会平成２６年１月例会 天の句 新春多忙 夢は天馬となり翔ける

姫路冠句会平成２６年１月例会で「天」を二つ頂きました。

平成２６年度初の天位です。

天位なり　一歩一歩に明日の風　直樹

早速、紹介させて頂きます。

「新春多忙」　橋本信水選

新春多忙　夢は天馬となり翔ける　直樹

「ある疑惑」　田内厚史選

ある疑惑　信義の文字に刺した杭　直樹

平成２６年 年賀状